フェーズ1および2ではネットワークの構成部分を、フェーズ3ではWebアプリケーションの検査を実施します。
フェーズ1 は情報収集フェーズで、スキャン対象デバイスの開いているポートを検出するために、全TCPポートおよび脆弱性のある UDPポートのスキャンを実行します。お客様のファイヤーウォールやIDSのブロックによりスキャンが長時間にわたる場合があります。 もし、すべてのポートを確実にスキャンすることをご希望するのであれば、ブロックされないようにハッカーセーフのスキャン元IPを除外リストに登録していただく必要があります。(マスターカードのSDPコンプライアンスにも同様な要求がされています。)
フェーズ2 では、それぞれ開いているポートに対して応答信号を送信し、タイプ・バージョンを含む正しいサービスが稼動しているかどうか調査します。その後、各ポートに対してサービス特有の一連のテストを開始します。DNS、SMTP、SSH、FTP、HTTP、SNMPなどの各サービスに対し、サーバーやサービスの情報、レスポンス結果との照合などにより、既知の脆弱性をテストします。
フェーズ3 では、Webアプリケーションのテストを行います。HTTPサービスと仮想ドメインに対して、潜在的な危険性のあるモジュールの存在、構成の設定、CGIやその他のスクリプトをテストします。その後、Webサイト上でFormを探索します。
発見したFormを特定の方法で起動させることで、コード発覚、クロスサイトスクリプティング、SQLインジェクションなどのアプリケーションレベルの脆弱性を検査します。設定ミスやコーディングエラー脆弱性を明確にするために汎用的なテストと、各ソフトウェア向けのテストを実施します。
緊急の脆弱性により、リモートからの侵入者は、rootもしくは管理者権限を取得します。このタイプの脆弱性を悪用することにより、ハッカーはホスト全体を脆弱化させることができます。このカテゴリーには、ファイルシステム全体に対して読み取り・書き込み可能な権限をリモートハッカーに与える脆弱性や、rootもしくは管理者ユーザとしてリモートコマンドを実行可能な能力を与える脆弱性があります。バックドアやトロイの木馬の存在も、緊急の脆弱性と見なされます。
<脆弱性による弊害例> 機密情報の閲覧可能,個人情報漏洩,価格の改ざん,セッションハイジャック,情報改ざん,サイトの情報の消去が可能
重要な脆弱性は、侵入者にリモートユーザ権限を与えますが、リモート管理者やrootユーザ権限は与えません。重要な脆弱性により、ハッカーはファイルシステムに対して部分的なアクセスが可能です。(例えば、完全な書込権限はなく、完全な読み取りアクセスのみなど。)高度な機密情報を露呈する脆弱性も、重要な脆弱性と見なされます。
<脆弱性による弊害例> サーバにログインされてしまう,OSやサービスの停止
高レベルの脆弱性により、ハッカーはセキュリティ設定を含むホスト上に保管された特定の情報にアクセス可能です。これらの脆弱性は、侵入者によるホストの悪用をもたらす可能性があります。高レベルの脆弱性の例としては、ファイルの内容の部分的な発覚、ホスト上の特定のファイルへのアクセス、ディレクトリの閲覧、フィルタリング規則とセキュリティメカニズムの発覚、DoS攻撃に対する感受性、メールリレー等許可されていないサービスの使用などがあります。
<脆弱性による弊害例>サーバへのファイルアップロード,迷惑メールの踏み台にされる。
中レベルの脆弱性は、サービスの正確なバージョンなどホストからの機密情報を露呈し、この情報により、ハッカーはホストを攻撃するための調査をする可能性があります。
低レベルの脆弱性は、開いているポートなどの情報です。
※レベル2以上は72時間対応必要(対応不可の場合シールが消えてしまいます)