運用のポイント ― 想定される障害
想定される障害を例として取り上げてみます。いずれも正常なWebサービスが提供できなくなるケースです。
- 物理的なサーバ機器の故障
* ハードディスクが壊れた
* OSが正常に起動しなくなった
* マザーボードやCPUの故障
* 冷却ファンの故障により熱暴走を起こした
- ソフトウェアやアプリケーションの障害
* OS が正常な動作をしなくなった
o すぐにフリーズしてしまう
o 異常な挙動により過剰負荷がかかるようになった
* データベースが正常な挙動をしなくなった
* cgi や PHP などのプログラムが動作しなくなった
* ドメインの名前解決ができなくなった
* ブラウザで正しく表示されなくなった
- 人為的によるもの
* 操作ミスによるデータ紛失
* 想定以上のアクセス過多によるサーバダウン
- サーバへの不正侵入
* root 権限を奪取された
* データの不正取得をされた
* データの改ざんをされた
* ウィルス付きのファイルを公開された
* 他人のサーバへ自サーバから攻撃をしかけていた
* 自サーバの異常なリソース使用
これらの障害はサーバやエンドユーザーを守ることが出来なくなるということだけではなく、サーバ設置の目的を妨害する状況にもなります。
また、サーバへの攻撃やウィルスなどによって、個人情報、企業情報が漏洩する、エンドユーザーへ被害を及ぼす等の状況となったシステムは、結果として売り上げの減少、イメージの失墜など企業に大きなダメージを与えます。
すべて実際に起こりうる事例ですが、対処方法がいくつかのパターンとして存在します。
そのため未然に防ぐ事もできます。