
運用に入ってからのリスクを回避するための重要なポイントとして、運用ポリシー、セキュリティポリシーの策定は大変重要です。
策定と書くと大袈裟で面倒に見えますが、サーバを設置してエンドユーザーへ公開する「目的」があるはずです。その「目的」さえはっきりしていればシステムに必要な要件が明確になり、運用ポリシーを定めることが出来ます。
1のどんなコンテンツを公開するのかは、すでに構築の段階で明確になっているはずですが、ここで重要なのは世界中の人に向けて発信するべき内容(コンテンツ)なのか、限定されたユーザーに向けて公開される内容(コンテンツ)なのかということです。
ここが明確になれば、2.の「そのサーバのミッションクリティカルの度合い」のひとつとして、絶対的に正常稼動していなければならない時間帯や、曜日、アクセス頻度などがおおよそ予測できます。
また、3.のWeb以外のサービスを同じサーバで稼動させるかどうかもポイントとなってきます。
中規模以上のなシステムであれば、Webサーバ単体で稼動させる事もありますが、小〜中規模のシステムの場合は、メールサーバも兼務させたりDNSサーバを兼務させる事になるでしょう。それらのサービスによってもクリティカル度合いが変わり、監視体制や社内運用体制も変わってきます。
このようにサーバ設置の目的、システムの要件が明確になっていれば、おのずと運用ポリシーは決まってくるものです。しかし設計・開発や構築に費やす時間が多く、実際には運用前に策定できずにトラブルが起きてから初めて「さてどうしよう?」と慌てるケースも多く見受けられます。また、運用をチームで行なうのであればチーム内での統一したポリシーも重要となります。